2016年8月13日土曜日

天王星が逆行を開始しました

皆様、ごきげんよう!
天王星逆行2015

わたくしと同じく、皆様もオリンピックに夢中でしょうか?

さて、「逆行の春」が一段落したのも束の間、新たに7月29日に、天王星が逆行を開始しました。

これまでの約7ヶ月間の順行期間中、世の中にどのような影響があったのでしょうか。

いつものように振り返りながら、逆行したこれからを予測してみましょう。


逆行や天王星についてのおさらいは、こちらをお読みになって。

2015/12/31記事: 天王星が順行を開始しました



天王星は2015年12月26日から2016年7月29日まで順行していました。


当ブログにいつも足を運んでくださっている皆様なら、この天王星順行について、わたくしの解説がどのようなもになるか、すでに想像がついているのではないかしら。ホホホ。

そう、わたくしは、天王星が牡羊座にいる間は、ヨーロッパの変革期であり、EU弱体化の流れがあると、何度もしつこいくらいにお伝えしていましたわね…。


今回の天王星順行を象徴する出来事は、ずばり、イギリスのEU離脱(ブレグジット)ですわ!

ギリシャなど弱小国がEUの足を引っ張る可能性はまだまだ高いですけれども、もっともっと大きな衝撃とともに、直接的な体制の変化が訪れました。

イギリス国内では近年、独立党が躍進するなど、EU離脱が政治的な焦点になっていました。

そして今年、2月19日のEU首脳会議で、イギリスの離脱を防ぐための改革案が合意され、翌日の2月20日に、キャメロン首相が、EU離脱の是非を問う国民投票を6月23日に行うと正式に宣言しました。

離脱派を抑えられると考えて、勝負に出たのでしょうね。

しかし、6月23日は、まだ天王星順行中でしたので…、勢いは止まりませんでしたわ。

離脱派が52%、残留派が48%で、離脱派が勝利したのです。

一般的には、「まさか本気で離脱は選択しないだろう、残留派が勝つだろう」と考えられていたのではないかしら。
結果を受けて、世界の金融市場は大荒れでしたものね。

ちなみに、実際の離脱までは2年間の協議期間がありますが、天王星が完全に牡牛座に移るのが2019年3月ですので、それまでには離脱となり、時期的にもちょうど合っていますわ。


もともとイギリスは、統一通貨のユーロも導入していませんし、シェンゲン協定にも加盟しておらず、EU内でも他の国々とはちょっと距離があったのですけれども…。
それでも、欧州金融の中心としてEUの恩恵を受けてきたので、イギリス自体、これから大変でしょうね…。
連合王国としても分裂の危機が再び訪れるはずです。

イギリスの混迷は、ヨーロッパが不安定になることに繋がりますわ。
変革期は続きますので、注目していきましょうね。




さて、天王星が逆行した今後は、どんな出来事が起こるでしょうか。

2016年は、世界の流れにも影響するアメリカ大統領選挙が行われる年ですわね。

実質、共和党代表のドナルド・トランプ候補と民主党代表のヒラリー・クリントン候補の戦いですが、さて、どちらが第45代の大統領になるのでしょう?

「移民は排除」という過激なカリスマ経営者か、アメリカ史上初の女性大統領か…?

過去に問題行動が数多くあり、選挙戦でも失言が相次いでモラルの低さが際立つトランプ候補が、「トランプ現象」と呼ばれるほど一定の支持を得られたのは、イスラム過激派の脅威に加えて、ヒスパニック系など増え続ける移民問題に対して、ダイレクトに焦点を当てたからでしょう。

一方、クリントン候補は、昔から強烈なアンチが多く、また、国民の中に民主党政権が長く続くことへの抵抗感があるにもかかわらず、政策面でオバマ大統領との違いを明確に出せていないため、新鮮味が足りません。疑惑も色々と出ています。

二人には、国民から嫌われているという共通点がありますが、そういった意味でも、アメリカ国民にとっては選択が難しい選挙ですわね。


でも、一般有権者の投票日は11月8日予定で、就任式は2017年1月20日…というところから考えると、わたくしはクリントン候補が勝つと思いますわ。

まだ、個人の運勢は占っておりませんけれども。
星の運行状況だけでも、流れは見えてくるものですわ。


投票日は天王星が逆行中ですので、社会の変化は緩やかなものになるという点から考えれば、人々は保守的になるでしょう。

差別的な主張で、「自由」「平等」という国家の価値観まで変化させることになり、将来像が見えにくいトランプ候補ではなく、大統領夫人、上院議員、国務長官と経験が豊富で、ある程度は安心できるクリントン候補に票は流れるはずです。

そして、就任式では順行していますので、新しい風をイメージさせる大統領になるはずです。

黒人大統領が誕生した後ではインパクトは弱いものの、女性大統領の誕生となれば、一応、新たな時代の幕開けです。


ところで、「トランプ現象」の裏で、「サンダース現象」も巻き起こっていました。

民主党の指名候補争いで、バーニー・サンダース氏が、国民の1%が富を独占している格差社会の変革を訴えて、25歳以下の若年層から絶大な支持を集めました。

最初は「泡沫候補」の一人と思われていましたが、支援者はどんどん増え、政治に興味がなかった若者たちが彼の演説に足を運んだのです。

ちなみに、サンダース氏は最後まで粘りましたが、7月12日に、クリントン支持を正式に表明しました。

このサンダース現象は、トランプ現象と根っこは同じですわ。

焦点は異なりますが、どちらも現代アメリカ社会の矛盾…あえて見ないふりをしてきた部分に対して、ズバッと切り込み、国民皆が「アメリカは変わるべきなのではないか」と考えさせられたのですもの。

まさに、天王星が順行中だったからこその現象ですわ。

でも、その天王星は逆行を開始しましたので…。


今回の天王星の逆行は、2016年12月29日まで続きます。




さて、天王星が逆行になったことによる個人の生活への影響ですが、大きく見れば、急がないことが重要になりますですわ。


天王星の順行中に、めまぐるしく環境が変わり落ち着かない日々だった方は、逆行しましたので、これまでよりも余裕を作って楽しむことを目標にするとよいでしょう。

逆行中もがむしゃらに突っ走り続けた場合、必ず息切れを起こしますので。

落ち着くことを最優先になさって。

また、婚活中の方ならば、合コンやお見合いパーティを渡り歩いて、好きになれない相手とデートを重ねるのは無駄かもしれません。
身近にいて、すでに人柄などがわかっている人や、「ちょっといいかな~」と思っていた人を誘ってみるほうが、上手くいく時期ですわよ。



天王星の順行中に、物事が思った以上にスムーズに進んで予定より早く成果を出せた方は、逆行したこれからは、後付けで結果に見合った実力を示すことが求められるでしょう。

足固めの時期と考えて、努力しなければなりませんわ。

勢いよりも、着実な前進を目指すべきです。

また、婚活を例にすれば、結婚まであと少しというところで、問題が生じて不安になるようなことが起こるでしょう。
両親とぶつかったり、相手の元恋人との関係性にやきもきしたり、結婚後の生活スタイルでもめたり…。
ある程度の妥協が重要になりましてよ。


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天王星だけですべてが決まるわけではありませんので、あくまで運勢を総合判断する上で、上記のことも一つの参考なさって。



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