本日、海王星の逆行が終了しました。
わたくし、逆行開始時に、記事を書いていませんでしたわね。
すっかりアップしたものと思い込んでいましたわ…。ごめんあそばせ。
過去の影響を振り返りながら、順行したこれからを考えてみましょう。
以下★はおさらいです。
★~☆~★~☆~★~☆~★
占星学上で海王星が司る意味は、「夢」や「想像(イメージ)」です。
つまり、不確定で曖昧な要素を代表していますわね。
そこから、現実にはないという意味から「虚構」「嘘」「理想」、お金に換算できないような「献身」「慈善」、イメージ力が重要な「アート」「芸能」、現実逃避する手段の「アルコール」「ドラッグ」といった意味に転じます。
また、地球を構成する物質の中では、形が定まらない「液体」、つまり「海」「水」「石油」などを象徴します。
海王星が順行の時期は、社会全体に夢が広がったり、変わっていく未来を想像できるような希望ある事柄が出てきます。
海王星が逆行の時期は、社会全体で夢が萎むような事柄や、重大な問題から逃げるようなどうでもよい話題が多くなります。
惑星が逆行すると、その惑星が象徴する意味が逆になったり、鈍くなったり、望ましくない方向に強調されるからです。
★~☆~★~☆~★~☆~★
以前の記事でも書いたのですが、2014年の海王星の影響を象徴するのはSTAP論文だったと思いますわ。
正式に発表されたのが順行中の1月、撤回されたのが逆行中の7月でしたので。
その後も検証実験は続いていましたが、論文が正式撤回された時点で、「夢の細胞物語」はエンディングを迎えたと解釈すべきなのでしょうね。
では、2015年の海王星は、世の中の動きにどんな影響を与えていたでしょうか。
2015年の海王星逆行は6月12日~11月18日でした。
日本においては、海王星逆行の影響として真っ先に思いつくのが、堀北真希さんや福山雅治さんなど人気芸能人の結婚ラッシュですかしら。
多くの男女の夢が萎んだ瞬間でしょう。
また、おめでたい芸能ニュースが続いたことで、国家的に重要な案件もすべて霞んでしまったような感じがしますわ。
世界的には、間違いなく、中国バブルの崩壊が海王星逆行を象徴しています。
ちょうど逆行を開始した6月12日、上海総合指数が5100台の高値を付け、そこから大暴落したのです。
ちなみに、急激な上昇が始まったのは、2014年11月21日に中国人民銀行が利下げを発表してからでした。
2014年11月16日に海王星が順行に転じた直後というわけです。
官製バブルとも言われておりますが、まさしく、海王星順行中に虚構の経済価値が作られていったのです。
さて、2016年の海王星はどのような影響を与えてくるのでしょうか…。
一つには、最近の流れを見ると、作られた宗教的対立が拡大するのでしょうね。その裏では石油がらみの争いや不正が行われ、発覚するような感じでしょうか。
日本に限れば、4月の診療報酬改定が気になるところです。
他の惑星との関係から、今回の改定は良いことには繋がらない感じがありますわ…。
逆行後に大きな問題になるかもしれません。
次に、今回の海王星順行による個人の生活への影響ですが、全体的な傾向としては、恋愛や仕事における気持ちを含めた状況の変化があるはずですわ。
海王星の逆行中に、「手ごたえが感じられない」「現実を考えると無理かな」などと悶々としていた方は、順行に戻ったこれからは、将来に向かって夢や希望が持てる前向きな状況になるでしょう。
ビクビクせずに、積極的なチャレンジをすべきです。
援助の手にも恵まれやすい時期なのですから。
海王星の逆行中に、欲しかった物を手に入れた感覚や「夢が現実になった」と思えるようなことがあった方は、順行に戻って、「あれ、やっぱり夢で終わるの…?」と不安を感じるような状況になるかもしれません。
そもそも、「永遠」というのは難しいものですわ。
でも、工夫すれば長く保つことは可能です。形を変えながら、続けることはできます。
そのためには、柔軟性や流動性が鍵になるでしょう。
海王星の順行は2016年6月13日まで続きます。
海王星だけですべてが決まるわけではありませんので、あくまで運勢を総合判断する上で、上記のことも一つの参考なさって。
▼ クリックでランキングにご協力を!


0 件のコメント :
コメントを投稿