執事のブリオッシュでございます。
私、マダム シャルロットのお側に仕えておりますが、占星術は全くの不得手でございまして、先日も、マダムが東洋占星術に明るいお客様とお話しているのを横で聞いておりましたが、なんともさっぱり…。
しかし、そういったお話を耳にする機会は多いため、最近は少し『占星術用語』というものも覚えてまいりました。
そこで本日は、私でもすぐに調べることの出来る『ボイドタイム』について書かせていただきます。
お時間のある方はどうぞお付き合い下さい。
月が他の惑星と意味のある角度を作らない時間であるボイドタイムですが、正直私からすると 「そんなに神経質にならなくても…」 と思っておりました(笑)。
それが最近、案外馬鹿に出来ないものなのかもしれないと思うに至る出来事に直面いたしました。
それは遡ること数ヶ月前のこと……
マダムに少しだけお時間を頂き、旅行をしたときのことでございます。
旅先の宿泊等は何も気にせず、日程も時間も設定しておりました。
しかし、これが示し合わせたように、予定が狂うのです。
「水星逆行じゃないのか?」ですか?
いえいえ、そうではありませんでした。
水星逆行という現象は知っておりましたし、少しの間、金融の世界に身を置いていたこともございますので、避けるべきものと認識しております。
話を戻しまして、旅行中の予定が狂ったことをいくつか挙げますと、
飛行機の時間が遅れる
入国審査に手間取る
そのため予約していた乗り継ぎ便に乗れない
振替の便が満席でその日は結局乗り継げない
レンタカーの鍵を紛失する
等々……
私、旅に出るときは大抵、運が味方してくれることが多いのですが、このときばかりは何か目に見えない力が働いているとしか思えませんでした。
帰ってきてから、このことについてマダムとお話していると、マダムが
「ボイドタイムに出発でもしたのかしらね」
と言いながら笑っておいででした。
そうなのです!
もう皆様、お分かりでございますね!
私の出発は、正にボイドタイム真っ只中でございました。
「偶然だろ?」と?
まぁ、確かに(笑)。
しかし先日、とある出入りの業者と話をしていたときのことです。
ボイドタイムに交流を開始した(名刺や連絡先を交換した)方とは、ボイドタイムのときにばかり会うことになるな…と、ふと思いました。
一方、ボイドタイムでは無いときに交流を開始した方とは、不思議とボイドタイムのときには中々連絡が取れなかったりすることが多く、ボイドタイム明けに連絡が取れ、お会いすることになったりするのです。
そして業者と会うということは、何かしらの契約をする機会があるということ。
私、旅行の一件以来、なるべくボイドタイムを避けるようにいたしましたので、どちらがスムーズに事が運ぶのか明白でございます。
ただ、こういったことはマダムに伺ったわけでも、他の誰かに確認したことでもございませんので、全くの私の偏見…。
言ってしまえばプラシーボ効果のようなものかもしれませんね、ハハハ。
賛同が得られるとは思っておりませんが、最後に一言、これだけは言わせてください。
まもなく、マダムが4月のボイドタイムの記事をアップされるかと思いますが、皆様、ご旅行の出発時間はボイドタイムを避けることをお勧めいたします!
シュクルリ侯爵家執事
ブリオッシュ
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